2017年7月29日に、ドラゴンクエストの最新作
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が発売になります。
個人的にドラゴンクエストには、
ちょっとした自慢と想い出が詰まっています。
初代の『ドラゴンクエストⅠ』は、
1986年5月、私が10歳の時に発売したのですが、
当時、RPG(ロールプレイングゲーム)は
まだまだ認知されていなかった時代でした。
そんな中、10歳の私は
愛読書だったファミマガ(ファミリーコンピューターマガジン)で
ドラクエなるゲームの紹介を見て、「これだ!」と思い、
発売日の前日に近所のダイエーで購入してもらいました!
(5月生まれだったので、たぶん誕生日プレゼントのはず)
その10歳当時の先見の明については、30年以上経った今でも、
自分自身で感心してしまいます(笑)
その後、ドラクエは日本のゲーム史に残るヒットシリーズとなっていくのですが、
やはり、そうなるだけの工夫や仕掛けは、さまざまなところにされているそうです。
中でも、最近知って、「へぇー」と思ったことがあります。
今でこそ大人が普通にゲームを楽しむ時代ですが、
初代の発売当時はゲームユーザーといえば小中学生が中心でした。
その世代の冒険心をくすぐるように仕掛けられたのが、
ゲーム開始直後、主人公が最初に街から出るシーンです。
最初の街から、わずか数コマの位置にあるのが、
なんと、最終目標の竜王の城!!!
これは「あそこがゴール!」というのを、これ以上無いわかりやすさで伝え、
誰もが目標を見失わず、ゴールを目指すための仕掛けだったそうです。
この考えは、販売促進や経営の場面においても、
置き換えることができる、とても重要なことだと思います。
ゴールの見えないポイントカードを貯めるのは、お客様にとって苦痛ですし、
目的のわからない社長の指示は、社員にとって無用でしかありません。
RPGは、架空の世界でさまざまな試練を乗り越えるゲームですが、
現実社会に置き換えてもヒントになることが、たくさん詰まっていますね。
追伸
PS4も3DSも持っていませんが、
久しぶりにドラクエにハマりたい気分なので、悩みます(笑)
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